サイディング主要メーカー
サイディングを扱っている主要メーカーは3社あります。
ニチハ株式会社、KMEW(ケイミュー)株式会社、旭トステム外装株式会社の3社が、サイディング市場の80%を占めています。
ニチハ株式会社は、メインが窯業系サイディングで、商品の種類が、マイクロガード、モエンアート、メタルサイディング、ニューセラーチェ、大壁工法といった商品があります。
商品のラインナップが、マイクロガードで7種類、モエンアートで3種類、残りは各1種類ずつございます。
マイクロガードは、タイルレンガ調や、木目調、ライン調などラインナップが豊富で、外壁の汚れを雨で落とすセルフクリーン機能を持っています。
モエンアートは、サイディングの上に塗装を何回も施した擬石が貼られている商品で、擬石を貼る分、サイディングボード自体を軽量化しており、ケイカル板や、プラスターボードの上にも貼ることができます。石の凹凸を再現するためにエージング塗装(建物が何年か経って変化したかのように見せる塗装技術のこと)を何回も重ねてあるので質感を再現しています。
メタルサイディング(金属サイディング)は、錆に強いガルバリウム鋼板と、表面に塗装が施してあるため、色合いを保つことができます。また、既存の外壁に重ね貼りできることが特徴的です。サイズが大型のものが多いので少ない枚数で施工できます。
ニューセラーチェは、サイディングの上に、レンガが引っかけられている商品です。サイディング自体にレンガをはめ込むようなくぼみがある変わったサイディングです。
大壁工法は、サイディングボードの表面を塗り壁仕上げにした商品です、サイディングの継ぎ目が目立ちにくいのが特徴です。